脈をとってみよう 6
最後に、意識です。
もちろん、平静で穏やかな心理状態がいいですよね。
丹田(おへその少し下)に意識を置くのがベスト。
ここでひとつ、ご注意を。
少し慣れてきた頃、急に脈が感じにくくなることがあります。
これは「頭で考えてしまった」のが原因です。
「しっかり感じよう」と脈に意識を集中するほど混乱します。
気持ちを空っぽにするんです。
感じられようが、感じられまいが、気にしない。
全てを「ゆだねる」んです。
「気がついたら、感じてた。」くらいを目安に。
まさしく「考える」と「感じる」は、相対的なんですね。
両立しません。
脈ナビは、「感じる」ためのリハビリですからね。
さて、いかがですか?
ご自分の脈は、ちゃんと感じられましたか?
早速、何でもかんでも脈でチェックしてみましょう。
慣れたら、次は相手の脈を観てみましょう。
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