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棒灸の使い方 ５
点火したら、ツボに近づけてください。
ツボへ垂直に突き刺さるような角度で。
ポイントは、「熱くもなく、ぬるくもなく」。
まるで、囲炉裏に手をかざしているようなかんじ。
それぐらいの温感が得られる距離を保ってください。
ただ、気の流れが滞っていると、かなり近づけても全く感じません。
それでも、そのまま、キープしておくと、徐々に温かくなってきます。
ここで、注意です。
お灸だからといって、「熱いほうが効く」のではありません。
回復力は、リラックスした時に高まります。
「温かくて気持ちいい」から「ちょっと熱くなってきた」。
そのタイミングで、ちょっと距離を離します。
常に「温かくて気持ちいい」をキープしてください。
温かくなってきたのは、気がめぐりだした証拠です。
